インターセプトで閉ざされた自覚しにくい才能

 

 

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⭐︎✴︎インターセプトのハウスはサインの性質が現れにくい✴︎⭐︎

インターセプトとは、星読みで言う1つのハウスの中に1つのサイン(星座)がすっぽり埋まってしまった状態を指します。サインは太陽の通り道である黄道の春分点を起点に12等分されます。しかし、ハウスは生まれた日時や場所によってそれぞれ大きさが異なるため、極端に広いハウスも存在すれば極端に狭いハウスも存在することになります。(※ただし、向かい合うハウス同士は大きさが等しいため、4ハウスがインターセプトの場合、反対側の10ハウスもインターセプトとなります)
インターセプトにおいては、人生の主役である天体と天体の性質を表すサイン(星座)が、インターセプトのハウスに覆われた状態となるため、必要以上に活動のステージを与えられたサインと天体は尻込みしてしまい、本来の持ち味や能力を発揮できなくなります。その結果、サインと天体はハウスがの表す分野に苦手意識を抱くようになり、扉の閉ざされたテーマとして才能が開花しづらくなると言われています。

⭐︎✴︎12ハウス別インターセプトのハウスの特徴✴︎⭐︎

それでは、ハウス別にインターセプトの特徴について解説します。

1ハウスと7ハウスがインターセプト

1ハウスは、「自我の部屋」と言われるように、自分の存在を周囲に分かってもらえるように社会に向けて何かを発信したり積極性を押し広げていくハウスです。1ハウスがインターセプトの場合は、依存体質から抜け出せず新しい経験を恐れて自分だけの殻に閉じこもるため、成長の機会を逃し自己理解が進まず、意思決定に時間を要することになります。
7ハウスは、「対人関係の部屋」と言われるように、一対一の対人関係を示すハウスです。集団行動や1人の空間で過ごすことに抵抗を感じにくい一方で、一対一の関係性をじっくり育むことに苦手意識を感じやすいのが特徴です。そのため、7ハウスがインターセプトの場合は、晩婚になりやすかったり若い時に結婚した場合は、相手との距離感の保ち方が分からなかったり現実と理想のギャップに苦しみ早くに離婚してしまうケースもあります。

2ハウスと8ハウスがインターセプト

2ハウスは、「所有のハウス」と呼ばれ、自分自身で稼ぐ力や経済能力、動産の所有や才能などを表します。2ハウスがインターセプトの場合、金銭感覚がルーズな割りに物欲が薄かったり、自分の才能を自覚しづらいがために経済活動が滞りがちであるのが特徴です
8ハウスは、「継承のハウス」と呼ばれ、8ハウスがインターセプトの場合、家系や先祖代々からの恩恵を受けにくく、誰かと絆を深めたり大切なものを共有することへの関心が薄い上に、誰かの助けを得ることに抵抗を覚えるため、何でも自分一人で抱え込んでしまう傾向にあります。

3ハウスと9ハウスがインターセプト

3ハウスは、「知性のハウス」と呼ばれ、学習能力の高さやコミュニケーション能力を表します。3ハウスがインターセプトの場合、情報社会にどこか苦手意識や隔たりを感じ「周りから自分は浮いているのではないか」という意識から、積極的に周囲の人と関わることに抵抗を覚えます。
9ハウスは、「探求のハウス」と呼ばれ、思想や哲学、海外との関係性などグローバルな分野との縁が深いハウスです。9ハウスがインターセプトの場合、何げない日常で満足しがちで抽象的な事柄には関心を示すことなくどこか他人事のような感覚をもっています。

4ハウスと10ハウスがインターセプト

4ハウスは、「帰属のハウス」と呼ばれ、家族や不動産、生活基盤やルーツを表すハウスです。4ハウスがインターセプトの場合、小さい頃から家族とのトラブルなど家庭環境に恵まれなかったり、大人になってからも家庭と仕事の両立で思い悩む傾向にあります。
10ハウスは、「名誉のハウス」と呼ばれ、社会的肩書きやキャリア形成と縁のあるハウスです。10ハウスがインターセプトの場合、努力しても思い通りな結果が得られるわけがないという思い込みから、本来の実力を発揮しないまま現状維持で満足してしまう傾向にあります。

5ハウスと11ハウスがインターセプト

5ハウスは、「創造と娯楽のハウス」と呼ばれ、対外的に自己を押し出し表現力を発揮するハウスです。5ハウスがインターセプトの場合、周囲の目が気になり自分の考えを上手く伝えられず世間の目を気にして、つい自分の想いとは反対の行動を取りがち。脇役的ポジションに徹するケースが多く、まわりを羨ましく感じストレスを溜め込むことも。
11ハウスは、「コミュニティのハウス」と呼ばれ、交友関係に慎重な傾向があります。忙しい日常に問われ、趣味に割く時間を確保できなかったり、人脈作りに奥手ところがあるため、家族や身近な人のみの関わりが強くなる傾向にあります。

6ハウスと12ハウスがインターセプト

6ハウスは、「勤労と健康のハウス」と呼ばれ、社会から求められる要望に応えるための仕事やボランティア活動、自己の体調管理を表すハウスです。6ハウスがインターセプトの場合、職場の環境に馴染めなかったり外的な要因によって仕事を変えなければならないなどのトラブルに悩まされるかもしれません。また社会に適応しようと身体を酷使しすぎた結果、体調を崩すこともあります。
12ハウスは、「秘密のハウス」と呼ばれ、
スピリチュアルな分野や深層心理、ひとりの時間を表すハウスです。12ハウスがインターセプトの場合、孤独や憂鬱感を抱きやすく、つねに誰かと一緒にいることに安心感を抱くため、他人への依存心が強い傾向にあります。

⭐︎✴︎インターセプトは向き合った分だけ成長が期待できるハウス✳︎⭐︎

インターセプトの場合、ほかのハウスよりも1つのハウスを通過するのにかなりの時間を要します。このように、インターセプトのハウスが表す分野は、人生の中で向き合う時間が必然的に多くなるため、逃れたくても逃れられないテーマであることは確かです。しかし、ハウスに滞在する期間が長いということは、見方を変えれば何度挫折したとしても、経験を経験で塗り替えるだけの時間の猶予があるため伸びしろの期待できるハウスでもあります。そのため、インターセプトにおいては、これまで無意識に遠ざけていた課題と向き合い、時間をかけて閉ざされた才能を育てていくことで、揺るぎない自信を手に入れることが成長の約束されたハウスでもあるのです。

 

 

 

 

 

 

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